ゴジラ 怒涛の復活! 『シン・ゴジラ』 ネタバレ 感想

ゴジラ 怒涛の復活! 『シン・ゴジラ』 ネタバレ 感想





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 お久しぶりでございます。
 このところ夏休み前の激務で疲れがたまっており、久しぶりのブログの更新ですいません。

 今回はシネマサンシャイン沼津で4DXにて遂に見てきました!12年ぶりの日本ゴジラ映画

シン・ゴジラ

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◎予告編


◎TVスポット



<ストーリー>

 東京湾アクアラインで突如の崩落事故が発生。首相官邸では緊急会議が開かれ、内閣官房副長官の矢口(長谷川博己)は巨大生物による可能性を指摘。だが突飛すぎる夜具の意見に、内閣総理大臣補佐官の赤坂(竹野内豊)らは一笑に付してしまう。
 ところが、矢口の言葉通り巨大生物が出現!怪物は鎌倉に上陸し、都市を次々と破壊しながら移動していく。政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に出動命令を発動する。さらにアメリカの国防省から、助っ人としてエージェントのカヨコ(石原さとみ)が派遣されてくる。
 ゴジラと名づけられた怪物と日本の戦いの行方を世界も注視し始めていた。


<感想>

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庵野総監督、樋口監督ありがとうございました!
まさに最高のゴジラ映画でした!
 



 ニッポン(現実) 対 ゴジラ(虚構) のテーマに偽りなし!
 『シン・ゴジラ』は日本という“国(日本政府)”の視点で描かれた画期的なゴジラ映画でした。国を視点に描いたことで、主人公が学者やゴジラ対策チーム隊員、ジャーナリストだったため一個人の視点で描かれた今までのゴジラ映画と比べて、広い視野で見れるようになりストーリーの展開が見易かったですね。


 映画は、いきなり東京湾で起きる謎の爆発事故ではじまります。冒頭、東京湾で無人のトレジャーボート(船名はグローリー丸 1954年『ゴジラ』で最初にゴジラに襲撃される栄光丸のオマージュ)が発見され警察が中を捜索すると、
「私は好きにした。君らも好きにしろ」
と書かれたメモを発見します。この直後に大爆発が起きて東京アクアラインは浸水し東京の交通は麻痺してしまいます。

 爆発は火山噴火なのか?地震なのか?日本政府が動揺する中で、海上に巨大な怪物の尻尾が浮かび上がりました。当然ながら分かると思いますが、この尻尾の主がシン・ゴジラさんです。
 ゴジラはは川を遡上すると蒲田でついに上陸しました!・・・・・と思ったら、なんだコイツは!?上陸してきたのは四つん這いになって進み、その姿は深海魚と両生類が合わさったかのような醜悪な怪物でした!
 最初は新怪獣かと思いましたが、どうもコイツがゴジラらしい・・・・マジかよ!?と観客である僕は動揺していると不意に『今回のゴジラは途中で進化するらしい』という事前に知った未確認情報を思い出しました。となると、この怪物は進化途中のゴジラなのか?後でわかりましたが怪物は第2形態ゴジラ、ゴジラ映画史上もっとも気持ち悪いゴジラでした。

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第2形態ゴジラのフィギャア ハッキリ言って怖いです・・・(^_^;)

 ここに至って、今まで小田原評定の如き堂々巡りの会議を続けていた政府も緊急措置として大杉 漣さん演じる総理大臣により自衛隊に「駆除」の出動命令がやっと出ます。今までのゴジラ映画などの特撮作品だと、怪獣が出てくるなりすぐに出動していた自衛隊ですが、現実には政府の出動命令が出ない限り動くこともできないことが分かりました。
 一方の醜悪ゴジラは動きを止めると後ろ足だけで立ち上がると二立歩行で歩き始めた!ゴジラが陸上で自由に歩けるように進化した瞬間でした。このことから、今回のゴジラは周囲の環境に応じて進化する新しいタイプのゴジラだとわかります。
 この第3形態のゴジラ、姿はいつものゴジラにかなり近づくものの、まだまだ異形感が漂う怪物の姿です。
 
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第3形態ゴジラのフィギャア こちらもなかなかイイ顔してました。

 ここで第3形態ゴジラと自衛隊のヘリ部隊が対峙。総理からの攻撃許可も出ていざ攻撃!・・・・の寸前に戦闘区域内に逃げ遅れた老夫婦らしき高齢者の男女を発見。
「国民を守る自衛隊が、国民を傷つけてはならない」
と総理はとっさに攻撃中止を命令。この場面もいつもの特撮作品やハリウッド映画だと攻撃していますが、現実世界が舞台となっている『シン・ゴジラ』ではこうなるんですね。
 この後、ゴジラは踵を返すかのように東京湾に消え、ひとまずの混乱は終息します。
 しかし、映画のはじまりからゴジラが海に戻るまでは展開がノンストップに続いてハラハラドキドキして見てしまいました。
 国が視点の映画だけに、日本政府による対策会議のシーンがこれでもかというくらいに連発しますが、ゴジラ出現という緊張感の中だけにいつもなら退屈な会議のシーンが見てるだけで引き込まれて面白かったですね。そして、この時点で僕は『シン・ゴジラ』の世界にどっぷりハマっていました。

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矢口蘭堂(右・長谷川博己さん)とカヨコ・アン・パタースン(左・石原さとみさん)
 
 主人公の長谷川博己さんが演じる矢口蘭堂内閣官房副長官ですが、前半はずっと出ずっぱりのわりに存在I感が薄かったですが、彼がリーダーでゴジラ特別対策チームが結成された付近から主人公として目立ち始めていましたね。熱血漢で職務に真摯に取り組んでいく矢口は好感が持てる主人公です。
 そんな矢口軍団の元にやって来たのが石原さとみさん演じる米国大統領特使カヨコ・アン・パタースンがやってきます。彼女はアメリカが独自に集めたゴジラの情報を矢口に明かします。
 ゴジラの発端は無人のトレジャーボートの所有者・牧悟郎教授。牧教授はかつて愛する妻を核(正確には放射能か?)によって亡くしており、その怒りから核の無力化を研究していましたが、研究データを暗号化させて消息不明となっていました。 
 牧教授は核を無力化する研究と同時に、ゴジラの研究もしていました。ゴジラは元々海に不法投棄された核廃棄物の影響により進化していった生物で、この生物に教授が“何か”をしたことにより巨大生物ゴジラになったようです。 また、ゴジラという名前は牧教授の故郷の大戸島(初代『ゴジラ』の舞台)の伝説の怪物“ゴジラ”から取ったものでした・
 この事実から考えると、ゴジラはどうしても核の影響を受けた生物と融合した牧教授自身に思えてしまうにですが皆さんはどうで思いますか?
 教授が残したメモにある「私は好きにした」とは、核の生物と融合してゴジラになること僕は読んでしまいます。
 なお写真のみで牧教授に扮していたのは、庵野総監督と樋口監督が尊敬する故・岡本喜八監督です。オリジナル版『日本のいちばん長い日』の監督です。

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 そして再びゴジラが鎌倉から日本に再上陸!
 その姿は以前より遥かに巨大になったというか予告編やポスターのビジュアルになり、やっとゴジラらしい勇姿になって見てるこっちもなぜかホッとしました。
 ゴジラの進撃も阻むために自衛隊は多摩川に防衛ラインを設置し、迎撃の体制に入る。しかしゴジラは、戦闘機やヘリの空からの攻撃も、戦車やロケット砲などの地上からの攻撃にもまったく怯まずに進撃を止めなない。それにしても今回の自衛隊はすべての攻撃を正確にゴジラに命中させてましたね。あれが自衛隊の攻撃の仕方なのか。

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ゴジラVSアパッチ

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ゴジラVS10式戦車

 進退きわまった政府はアメリカ軍に支援を要請。米軍が誇るB2爆撃機がゴジラに特殊爆弾で攻撃。爆弾の直撃でついに怯むゴジラ・・・しかしゴジラの背ビレが光ったかと思うと、ついにゴジラの伝家の宝刀・放射能熱戦が発射されました!

 『シン・ゴジラ』の放射能熱戦は、最初はゴジラは火炎を吐くので「ゴジラが火炎!?」とびっくりししましたが、すぐに放射能熱戦に変化したのでホッとしました・・・って、なんだこの放射能熱戦!?見た目がほとんどレーザービームのうえ凄まじい威力で東京を火の海に変えていくじゃないか!こんな声を失う放射能熱戦ははじめて見ました!
 しかも、背ビレから無数の放射能熱戦弾を発射して周囲を破壊する新しい攻撃を披露!この攻撃でB2爆撃機も撃墜。他にA〇フィールドの如きバリアーを発生させたり、終盤には尻尾からも放射能熱戦を発射するなど、メカゴジラもびっくりの全身武器となったゴジラさんには恐怖さえ感じました。

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ゴジラ「放射能熱戦!背ビレビーム!尻尾レーザー!」
機龍 「俺より全身凶器じゃないか・・・!」 



 ゴジラの凄まじい力に衝撃を受け、アメリカは国連をたてに東京に核爆弾を落としゴジラを抹殺する決定!
 う~ん、あの国はなんか困ったことになるとすぐに核兵器を持ち出すよなぁ、日本は同盟国で唯一の被爆国なんだから映画世界のアメリカは少しは配慮ってもんをしてくれないのですかね?
 これ以上日本を荒廃させてなるものか!矢口率いるゴジラ対策軍団にカヨコらも協力に加わり一丸となって間違いなく過去最凶のゴジラに挑みます。
 矢口たちがゴジラを倒す突破口をに一心不乱に探し続けるシーンには、庵野監督の名作『新世紀エヴァンゲリオン』の代表的なBGM(若干メロディを変えてますが)が流れて思わず熱くなりました!

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対ゴジラに執念を燃やす矢口蘭堂軍団の面々

 そして牧教授が暗号の解読に成功した矢口たちは、ゴジラの血液の流れを止めるために血液凝固剤を流入させてゴジラを沈黙させる乾坤一擲の『ヤシオリ作戦』を断行を決意します。
 なおヤシオリ作戦の“ヤシオリ”とは、『日本書紀』でスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するために用意した「八塩折之酒」(ヤシオリノサケ)に由来のようです。ゴジラ=ヤマタノオロチということね。

 ついに決行されるヤシオリ作戦。
 アメリカの協力でプレデターなどありったけの無人攻撃機部隊、そして日本の秘密兵器・無人在来線爆弾
 ゴジラと日本の最終決戦はバックに流れる名作『宇宙大戦争』のテーマ曲の効果もあって、とても手に汗握るほど興奮しました!

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矢口  「この機を逃すな!無人在来線爆弾、全車投入!」
在来線「今までさんざん俺ら(電車)を破壊しやがって倍返しだ!電車でGO!」
ゴジラ 「グォォォォ・・・・!」




 
 はたしてヤシオリ作戦は成功するのか?
 予想を超える傑作だった『シン・ゴジラ』 その結末は現在公開中ですから映画館で目撃してください。
 間違いなく今年を代表する映画ですよ!

 ただ、僕は少し不覚を取ってしまいました。
 実は話題になっている『シン・ゴジラ』のラストカッを、不意に時刻を見ようと腕時計に目を向けたために見れなかったのです。
 客席に少しどよめきが起きたので「え?」とスクリーンに目を向けたら時すでに遅くエンディングロールでした。
 とても悔しい!だから今日(8月14日)から大阪に旅行に行くので、大阪の映画館で『シン・ゴジラ』2回目を見る予定です。
 今度こそ・・・・今度こそ『シン・ゴジラ』ラストカットを必ず見るぞ!!

◎メイキング

東宝「ゴジラならいくらでも金出すぞ!」













 
  

 
 
 

 
 
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~ Comment ~

コメントありがとうございます!

コメントありがとうございます!
今週は連休で大阪に旅行に行き、梅田の映画館で『シン・ゴジラ』2回目を見てきました。
今度はちゃんとラストカットが見れました・・・・・ちょっと怖かったです。
2回目で新たに気づいた個所もあり(臨時総理が食べてたラーメンがエヴァでお馴染みニンニクラーメンチャーシュー抜きだったりとか)今回も楽しんで見れました!

『シン・ゴジラ』で好きな台詞は國村隼さん(自衛隊統合幕僚長)
「礼には及びません。これが仕事ですから」

どうもIMAX上映が復活するみたいですね。
僕はまだIMAX版を見ていないので、余裕があれば『シン・ゴジラ』3回目をIMAXで見ようか考えています。見に行く映画館はもうあそこしかない、ゴジラヘッドのあるTOHOシネマ新宿!
たくさん人が来そうでIMAXが無事に見れるか不安ですが・・・・

こんばんは

すばらしいレビューをありがとうございます!
僕は封切り2日目に観に行ったのですが、
スクリーンに映った映像と音をありありと思い出しました。
また、知らなかったことも教えていただき、
再度観たくなりました。
ホントにすばらしい作品でしたよねー。
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