人類VS怪物 IN 万里の長城 『グレートウォール』 感想

人類VS怪物 IN 万里の長城 『グレートウォール』 感想





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饕餮(とうてつ)を駆逐してやる! 

 ハリウッド版『ゴジラ』やこの春に『キングコング:髑髏島の巨神』を手掛けたレジェンダリーピクチャーズ
 そのレジェンダリーがキングコングの次に公開した映画が、

グレートウォール

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<span style="color:#0000ff">◎予告編

 この映画を静岡市の映画観 シネシティザードで見てきました。

<ストーリー>

 中国で開発された黒色火薬を求めてシルクロードを旅する傭兵ウィリアムの一行は、ある夜に謎の怪物の襲撃を受ける。なんとか怪物の手首を切り落として難を逃れ、翌日にウィリアムたちの辿り着いたのは長くて巨大な城壁・・・万里の長城だった。
 最初は不審人物と中国軍に捕らえられるウィリアムたちだが、持っていた怪物の手首により釈放。中国軍の女性司令官リン隊長やワン軍師から、昨夜ウィリアムを襲ったのは昔から60年に1度現れ、幾度となく中国を襲ってきた伝説の怪物“饕餮(とうてつ)”であり、その饕餮から中国を守るためがこの万里の長城であると明かす。
 そして今がまさに饕餮が猛威を振るう60年に1度の真っ只中であった。凄まじい大群で万里の長城に進撃する饕餮の前にウィリアムは中国軍と共に戦うことを決意する!


<感想>

 マッド・デイモン主演の米中合作で中国が舞台のスペクタクル映画ですが興行成績は芳しくなく今年のアカデミー賞でもいじられるという屈辱を味わった映画なので注目してました。
 しかし、万里の長城が怪物をを防ぐための要塞とは思い切った設定にしましたね。歴史上では北方の異民族の侵攻を防ぐために築かれたということになってます。

 見ましたが・・・なんだよこれ面白い!と言うかほとんど内容が『進撃の巨人』じゃないか!もっともこの映画で進撃してくるのは巨人じゃなくて饕餮(中国神話の怪物)という怪獣ですが・・・・・
 万里の長城に饕餮が女王というリーダーに率いられて物凄い大群で進撃してくる様子は圧巻でした。『スターシップ・トゥルーパーズ 』や『ワールド・ウォーZ』を彷彿とさせます。饕餮のデザインはかなりグロテスクで怖いですな・・・・もとは中国神話の怪物だから少し東洋ファンタジックなデザインになると思ってましたが、ボスである女王もデカいエリマキトカゲでしたね。

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中国神話の饕餮 神々しさもある姿

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キモくなった映画『グレートウォール』の饕餮・・・・(^_^;)

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こいつらが大群で攻めてくるのだ!

 相対する中国の武将たちですが姿には目を見張りました!

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 なんてカラフルな甲冑なんだ!完全にゲーム『真・三國無双』のキャラクターみたいです。
 甲冑の色によって弓部隊、投石器部隊、槍部隊とそれぞれ役割が決められており、饕餮の襲来の時にはそれぞれの持ち場で防衛に当たることになってました。その中でも奇抜だったのは青でカラーリングされた甲冑を着たジン・ティエン演じるリン隊長の女性武者部隊です。

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進撃の巨人の立体機動装置!?さすがに度肝抜いたぜ!
 長城か命綱を身体に巻きパンジージャンプの感じで怪物の群れの中に飛び降りて攻撃する、勇敢ですがどう見ても戦術としては効率の悪い決死隊です。でもスペクタクル映画としては見応えがあります。しかし『キングコング:髑髏島の巨神』ではまったく活躍しなかったジン・ティエンですが、『グレートウォール』では進撃の巨人のミカサもびっくりの飛び回りながら怪物を次々と駆逐していくのがかっこよくて見直しました。
 怪物と人類の攻防戦を呆然と見つめていたウィリアムは長城を突破してきた饕餮を得意の弓で撃退。ここからウィリアムも中国軍と共に饕餮の脅威に立ち向かうことになりますが、最初は黒色火薬を持ち帰る事だけの欲望で来たのだが、まさに「心臓を捧げる」が如くに命を賭して闘う中国軍を見て己の考えを見直し、、信任(互いを信頼すること、どんな時でも)の名を刻んで戦うのはやや漫画チックで分かり易かったです。

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 しかし不満点も多い映画でした。怪物の弱点である磁石を近づけると弱くなるというのは唐突過ぎて映画ではそれなりにワン軍師のアンディ・ラウが説明してたような気がしますがいまいち分かりませんでした。また皇帝に見せるために饕餮を1匹捕まえて都に持っていきますが、この1匹が原因で終盤に都は饕餮の大群で大混乱に陥ってしまうのは間抜けな感じがしました。
 饕餮の方も女王さえ倒せば一網打尽にできるのがわかり、最後はウィリアムとリン隊長の連携で女王を倒してすべての饕餮が活動を停止しますが、ご都合主義なラストに爽快感は小さかった・・・・

 まあそんな粗には目をつぶって何も考えず見れば、この東洋が舞台の人類VS怪物の存亡を賭けた迫力あるスペクタクルアクション映画はとても面白いので僕はブルーレイも買うつもりです。
 この映画に触発されて日本映画界も、日本の神話を題材にしたスペクタクルアクションな映画を作ってほしいものです。

◎メイキング







 

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